所感
腰痛の記憶その3 腰痛の始まり~国民生活基礎調査で分かる事~
この時、確か19歳くらい。
「この年で腰痛か・・・」と躊躇った記憶があります。
●関連記事
腰痛の記憶その1 僕が腰痛になった経緯
腰痛の記憶その2 ぎっくり腰になって病院でしてくれる事
厚生労働省 国民生活基礎調査 平成28年度版 III 世帯員の健康状況 (1自覚症状の状況)を参照
病気やけが等で自覚症状がある人の割合で、男女ともに腰痛・肩こりが1位か2位です。年齢階級別としての表示もありますが、その他の症状(手足の関節痛・頭痛・咳や痰、等)も含んでいるため、純粋に腰痛だけの年代別の有訴者率ではありません。
脊柱管狭窄症や、骨粗鬆症からくる圧迫骨折はやはり高齢の方が多くなってきますが、身体の水分量が減少する中年以降は、椎間板の厚みも減ってきます。
飛び出て神経に触ると悪さをする髄核(アンパンの中身のあんこ)が少ないので腰椎ヘルニアになる人は少なくなります。
※「腰痛」と一括りとなるとお年寄りに多そうなイメージがありますが、若くてもスポーツ選手や日常生活で心身共に負荷のかかり方が強い人は、罹患率が高い傾向にあります。
とにかく、これをきっかけに僕の腰痛人生が始まってしまいました。
朝起きて、中腰で顔を洗おうとすると「ピキッッ」と嫌な感触が走り、その日の動作が恐る恐るに。
また、運動中は支障無いのですが、運動後の乗り物での移動で急に腰の状態が悪くなり、車から降りるのが大変だったり。
学生時代、介護のバイトをしていた時に、寝返りを打たせようと中腰で力を入れた瞬間、ぎっくり腰になってしまい、こちらが介護を受ける身に。。。帰り宝塚の駅の中を、脂汗をかきながら30㎝ずつ歩いたのを覚えています。
原因がある程度絞れれば対処の仕方も考えられますが、急に悪くなったり、特に思い当たる原因がなくても痛くなったりの繰り返しでした。
以後、腰を痛めて病院に行っても、特に説明があるでもなく湿布を渡されて「安静にして様子を見てください」というのがお決まりのコースだったので、腰痛では病院には行かなくなってしまいました。。。