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マッケンジー法

マッケンジー法での施術について②

そうじゃないよ

マッケンジー法って

腰を反らせるだけでしょ?

 

 


 

 

首・肩・膝・手足等の関節にも適用されます

“腰痛向け”というイメージが先行していますが、肩や股関節、膝から四肢までマッケンジー法は有効です。2006年、2012年に海外で行われた数百人単位のデータに基づくと、およそ6~7割の患者に対して効果が認められています。

〈出典〉

  1. May S. Classification by Mckenzie’s mechanical syndromes: report on directional preference and extremity patients. Int J Mech Diagnosis & Ther. 2006 1;3 7-11
  2. May SJ, Ronsedale R. A survey of the Mckenzie classification system in the extremities: prevalence of the mechanical syndromes and preferred loading strategy. Physical Therapy 2012 doi:10.2522/ptj.20110371
 
 
腰も、反らせるだけでなくて、前に曲げる・捩じる・横方向の負荷。
 
また、反復運動/姿勢保持・荷重下/非荷重下。等、色々なアプローチがあるのですが、腰に関しては “伸展(反らす)する事で改善するパターンが多い” ため、簡単に省略された形で紹介されているのが殆どです。
 
 
 
 
 

“体操の集まり”ではありません。

マッケンジー法は、評価・分類・自分自身でのマネージメントのやり方。を含む ”体系” といった方が正確な表現です。
 
 
加えた負荷に対して症状・所見にどのような変化があるかを丁寧に観察し、そのパターンによって方法を決定しています。
 
  
たまたま伸展で良い反応が得られた人は、「その人のエクササイズが伸展」になっただけで、全ての人に腰を反らすことを推奨していませんし、反らす行為そのものが「マッケンジーエクササイズ」と命名されている訳ではありません。
 
※例として、腰の自動運動での伸展の光景です。  

EIL 臥位での腰伸展

※院内と別の場所で写真を撮影しています。

 

“診断名”によって判断しません。

 
 
診断書
 
MDT(マッケンジー法)では、“椎間板ヘルニア”という診断を受けたとしても、診断名に関わらず問診とメカニカルな負荷検査によって、どう改善していくタイプなのかを分類していきます。なので、“ヘルニア” と診断された人でもマッケンジー法における分類では同じでない事もあります。
 
 
それは脊柱管狭窄症であってもすべり症であっても同様です。
 
  
例えば、脊柱管狭窄症と診断されいる方でも、腰椎を伸展させる事で、「脊柱管が狭くなり、足の痺れが強くなる」という理論通り状態が悪化する方もいらっしゃれば、全く別のメカニズムによって改善する方もいます。
 
 
腰椎の反復伸展で下肢痛・腰痛が改善したが、改善前と改善後でMRIの所見が変わらなかったという論文があります。逆に、症例報告ではヘルニアが消退した画像も多数あります。なので、腰痛の原因となっているものを解剖学的に解明することは現時点で難しそうです。
 
  
そこで視点を変えて、体を繰り返し動かした時や保持した時の”症状のパターン”で分類すると良好な予後が得られるという研究が多数あります。
 
 
そうした事実に則り、マッケンジー法は「画一的な “病名というラベル” 」で判断してしまわずに、上記の考え方でアプローチを行っています。
 
 

若い方でも適用されます。

マッケンジー法は若年者、例えば小中学生の方にも適用されます。
 
相対的に若い人はそこまで困っている人が少ないのと、残念ながらマッケンジー法が認知されておらず、安心感からまずは病院に向かわれる場合が多いです。
 
一見、スポーツによる障害にみえる症状も改善する場合があります。
明らかに炎症によるものや、組織の損傷によるものは病院に行っていただいた方が良いので、その際は御代は頂かずにその旨をご提案致します。
 
 
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